0074 156のエンジン~その25
V6エンジン/ ⑪
特徴的なヘッド周りを持ってデビューしたアルファ製V6ですが、セイ搭載時はまだキャブレターに気化を頼っていた頃・・・このユニットにはダウンドラフトキャブレターが何と6連装されていました。
どういった経緯で採用されたか定かではありませんが、デロルト製もしくはウェーバー製シングルチョーク6機をセミオーバルタイプのエアクリーナーボックスと共に内バンクへまとめて乗せたのです。
これによりエンジンの全高は高くなり、基本設計の利点と相殺された形になってしまったのは皮肉なことです。
翌年1980年アルフェッタGTVに搭載されたV6は、時代の波に乗ってボッシュ製インジェクションが採用されています。
ちなみにセイはアルフェッタ系のシャーシからいわばストレッチしたフロントミッションのサルーン、GTVは同じアルフェッタ系ながらトランスアクスルレイアウトのスポーツモデル。
上級サルーンとスポーツクーペの代名詞に相次いで採用されたことから、当時のアルファがこのエンジンに託した期待の大きさが伺えます。
写真 【 インジェクション採用 1980年式 GTV6 】
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