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2007年8月 4日 (土)

0062  156のエンジン~その13

アルファ 2リッターエンジン比較 ④ TS16V-2ndJTS

16v2ndjtsJTS は見てお分かりの通り、パワー、トルク、共に綺麗なカーブが印象的で、この殆どが直噴方式による正確な燃料噴射から産み出されたものと思われます。
その形は16V-2nd に近いのですが、TS 3機種が何かしらと引き換えにそれぞれの性格を位置づけていたのに対し、JTS は各パートにおいて力強く別格の数値を叩き出しています。

特筆すべきは極めてフラットなトルク特性。
16V-2ndJTS はパワーでこそ10psの違いですが、トルクが全域で力強くなっていることが予想以上に効果を発揮しています。
3250rpmという低い回転域をピークとしながらも、それ以降の落ち込みは非常に緩やかです。
しかし味わいの面ではこれがメリハリ感の薄さとなり、エンジンフィールにおいてはマイナス要因のひとつとして考えられます。
よく指摘される1500rpm以下の細いトルク感ですが、確かにリーンバーン領域の落ち込みはあるものの遜色ない数値を保っています。
2500rpm付近から強く立ち上がるトルクとの比較がもたらした産物なのでしょうか、むしろ実際は従来より太くなっていることが分かります。

TSからJTSへ移行しても基本は同じロングストロークユニットのため、回転数の上限は実質TSと変化ありません。
そうなれば一発ごとの爆発力を上げるしか方法はなく、端的に言えば16V-2ndJTS の違いはトルクの違いです。
排ガス規制もユーロ4適合が課題だったこともあり、直噴化は考えられる最善の策だったと思われます。


写真 【TS16V-2nd と JTS の性能曲線比較】
  
  

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