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2007年8月18日 (土)

0065  156のエンジン~その16

V6エンジン/ ②

6気筒を意味する『セイ(6)』に搭載されたことから、いかにもアッパークラス向けの高級ユニットとして誕生したように思えるこのV6エンジン。
実は開発当初からレースを目論んだ設計であったことは後々明らかになります。

皆さんご存知のように、市販車にもレースからフィードバックした技術を積極的に採用するのはアルファの特徴でした。
62年発表のジュリアに至っては、DOHCヘッド+5速ミッションにディスクブレーキを搭載、大ヒットとなります。
何せ他社が、OHV、4速、ドラムブレーキ、の時代でしたから差は歴然、ジュリア系はレースシーンでも圧倒的な強さを見せつけ、その高性能ぶりと活躍は目覚ましいものがありました。

70s_alfa_2000gtv_1 しかしスープアップを繰り返しながら発展した結果、68年の1750GTVでブロック容量の限界が見えてきます。
シリーズの終わりを飾る2000GTVは『ジュリア系最速』と言われる名車ですが、1962ccまで拡大されたエンジンは4気筒一体型のライナーを採用するなどの対応を迫られています。
もちろん新型の4気筒開発も考えられたようですが、他社も高性能エンジンの開発に乗り出す中、それを一歩リードするようなユニットが必要でした。

目指すは高性能かつ高級感があり、レース仕様にも耐えられる素性を持った発展性のあるエンジン・・・多気筒化は自然な流れだったと思われます。


写真 【ジュリアシリーズ最終型 2000GTV(4気筒)】 
  

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