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2007年8月 2日 (木)

0061  156のエンジン~その12

アルファ 2リッターエンジン比較 ③ TS16V-1st16V-2nd

16v1st16v2nd156搭載の 16V-2nd は、16V-1st の正常進化バージョンで、ピークトルクを低域寄りに、ピークパワーを高域寄りに振り分けて更なるパワーバンドの拡大を狙っています。
このタイプから採用された可変インテークシステムは高回転域でバイパスを通じインテークの実用長を短くするもので、その効果は充分に伺えます。
ただし2600rpm以下のトルクは16V-1st より僅かながら低い数値となっていて、総合的に見た場合やはり高回転型に振ったチューニングになっています。

面白いのは3800rpm~5400rpm付近で16V-1st16V-2nd の力関係がが逆転していることです。
エミッションコントロールもユーロ3に対応させた中での性能アップであることから、パワー&トルクこれら2つの要素を両立させたしわ寄せが色濃く出た部分なのかも知れません。

考えてみれば16バルブ化の際に継承されたツインスパークプラグも排ガス対応の目的になっていましたし、吸気側可変バルブタイミングゆえの大きいオーバーラップに合わせたものでした。
カムの油圧式タペットにも高速作動時の追従性で不足が目立ち始めており、さまざまなパートで回転数その他の上限が見え隠れし始めた時期でもあります。


写真 【TSユニット 16V-1st と 16V-2nd の性能曲線比較】
  

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2006年7月〜2007年7月までの1年間通してアルファ147 1.6TIを乗ってきました。 どこまでもブン回るアルファ147 1.6Lのツインスパークエンジンの素晴らしさ!試乗レポートをお届けします。 [続きを読む]

受信: 2007年8月 5日 (日) 16時44分

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