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2007年7月24日 (火)

0057  156のエンジン~その8

Jts 2.0 リッター JTS ①

2リッターツインスパークは優れたユニットでしたが、性能的な数値においてライバル車の後塵を拝していたのは事実です。
加えて年々厳しくなるヨーロッパ排ガス規制に対応するためにも、新型エンジンの投入が望まれました。

そこで登場したのがJTSユニットです。
JTSは『ジェット・スラスト・ストイキオメトリック』(ああ~舌噛みそう)の略で、直訳すると『直墳&理論空燃比』を意味します。
その名の通り、各シリンダー内にインジェクターを装備し燃焼室内に直接ガスを噴射するもので、希薄燃焼が可能なばかりでなくユーロ4という厳しいヨーロッパの排ガス規制に適合させるクリーンさと燃費の向上も狙ったものです。
特に希薄燃焼に関してはアイドリング+αの回転域で超リーンバーンとしたことで環境に優しいエンジンとなっています。

JTSのスペックは以下の通りです。

    2.0 リッター JTS 156 搭載版
      エンジン形式 直列4気筒 DOHC 16バルブ
         排気量 1969cc 
    ボア×ストローク 83.0mm × 91.0mm
         圧縮比 11.3 : 1
        最大出力 165ps/6400rpm
        最大トルク 21.0kg-m/3250rpm

スペックを見て想像がつきますが、従来より全域で力が増していることが分かります。
特筆すべきは適正空燃比ならではの11.3 :1 という高圧縮比。
ストロークの関係で回転のピークは6400rpmながら、TSに比べパワーで10ps、トルクで1.9kg-m も向上しています。
発生回転数がTSと同じ事からも、+10psはトルクの増加分と見るべきでしょう。
ちなみにヘッドはほぼ新設計ですが、腰下はTSから受け継いだものなのでボア×ストロークやエンジン重量は変わらずです。


写真 【2.0リッター JTSユニット 透視イラスト】
  

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