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2007年7月12日 (木)

0052  156のエンジン~その3

2.0 リッター TS (ツインスパーク) ②

ツインスパークと聞いてまず思い浮かべるのが 『75』、『155(前期型)』 搭載のアルミブロック版。
当時のアルファ製DOHCヘッドは1気筒あたり2バルブ合計8バルブ仕様、これをロングストローク構成のアルミブロックに乗せていました。
同型式プラグは2本とも給排気バルブとクロスする形でセンターに配置され、これは圧縮を終えた混合ガスを強大なファイアリングパワーで一気に燃焼させるという考えに基づいたものです。
さらに吸気のみながら可変バルブタイミング機構と組み合わされた結果、優れた出力特性とフィールで非常に高い評価を受けました。
可変といえばホンダのVTECが思い浮かびますが、実用エンジンに搭載したのは何を隠そうアルファが先駆者なのですv(^^)v

75搭載版のTSユニット、当時のスペックは以下の通りです。

    2.0 リッター TS (ツインスパーク)75搭載版
        搭載時期 1990/1月 ~ 1992/12月(日本)
           材質 アルミヘッド+アルミブロック
      エンジン形式 直列4気筒 DOHC 8バルブ
         排気量 1962cc 
    ボア×ストローク 84.0mm × 88.5mm
         圧縮比 10 : 1
        最大出力 145ps/5800rpm
        最大トルク 19.0kg-m/4000rpm

Ts_8v_75もちろん現代において8バルブ+ロングストロークという構成は時代遅れの感が否めませんが、数値では表せない独特の味わいは形式の古さというハンデを押しのけ今だ根強い人気があります。
チェーンドライブ方式によるランニングコストの低さも特長で、これをTSユニットの頂とする方も多いようですね。
このアルミブロック仕様はプラットフォームからサス形式までガチガチに制約されたあのティーポプロジェクト下でさえ155に受け継がれます。


写真 【最後のFR車 75搭載のTSユニット】
  

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