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2007年7月10日 (火)

0051  156のエンジン~その2

2.0 リッター TS (ツインスパーク) ①

間違いでなければ・・・たしか以前のイタリア自動車税制は2リッター以上が高騰する制度だったと記憶していますが、現在では2リッター超えの段差は無くなり、代わりに出力(kw)あたり幾らという課税になっています。
この方式は車格や排気量に関係なくパワーに比例しますので、クーペフィアットはメルセデス240Eより約3割も高い税金を支払うハメになります(^^;
ドイツは排気量ベースですが環境問題を睨んでかCo2換算方式になるという噂もありますし、他を見るとイギリスは一律、フランスはイタリア同様のパワーに対して課税される方式です。
日本車がカタログ上の数値を競うかのようなパワー志向なのに対し、ヨーロッパ車が実用域のトルク特を重んじるのはこういった理由があるのかも知れません。

このようにハイパワー車に厳しい税制の絡みもあって、イタリアでは必要充分なパワーをチョイスしエンジンパワーを上まで使いきるブン回し型の走行スタイルが浸透しているようです。
マニュアル比率が多いのはこういう事情だからでしょうか、『オートマ?もしかして体調悪いの?』などとジョーク混じりに表されるお国柄であることはご存知ですね。
そんな環境下、やはり2リッター以下のクラスは各メーカー最も力を入れる区分です。

156リリース当初、エンジンは155から継承される形で4種が搭載されました。
イタリア本国のラインナップは、1.6 リッター直4、1.8 リッター直4、2.0 リッター直4、2.5 リッターV6 の4種。
このうち1.6 リッター と 1.8 リッターは日本導入されなかったので、正規輸入車で我々が選択可能ななエンジンバリエーションは2種のみでした。

そのひとつが 2.0 リッター DOHC ツインスパーク(以下 TS と表記)。
Alfa_dohc名の通り1気筒あたり2本のスパークプラグを用い、燃焼効率の向上とパワーアップを狙ったものです。
TSユニットは現代アルファを代表する4気筒として馴染みが深いだけでなく、数多い2リッター級エンジンの中でも名機のひとつに挙げられるエンジンです(^^)
古くから高性能で名高いエンジンを生み出してきたアルファDOHCの末裔とでも言うべき作品です。


写真 【70年代 アルフェッタ搭載のDOHC(ノンTS) イラスト】
  

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コメント


>たしか以前のイタリア自動車税制は2リッター以上が高騰する制度だったと記憶していますが、

間違いないと思います。
フェラーリでさえ、イタリア本国のため、アンダー2リッターのモデルを出した事があるはずです。
確か、208GTSといって155PSだったと思います。
数値だけみれば、156と同等ですね。

投稿: toshi16 | 2007年4月 2日 (月) 10時17分

補足いただきありがとうございます~助かりました(^^;
う~ん、フェラーリの155psって何だか想像出来ないですね。
余談ながら昔の税制(日本)のまんまだと7リッタークラスのアメリカ車などはムチャクチャ高くて18万円ぐらいだった記憶あります。
そう考えると安くなりましたね~大排気量の自動車税。

from Kaw

投稿: kaw | 2007年4月 3日 (火) 19時31分

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