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2007年5月 8日 (火)

0026  156のエクステリア~その16 (基本線 2)

Baseline_2_2フロントフェンダーのホイルアーチ上から発生する④線も面白い演出です。
これはリアフェンダーパネルにおいても同様に発生していて、各パネルの表情が間延びするのを防いでいます。
上から見ると非常になだらかな曲線で構成された横のボディーラインを、少し強いカーブの線で削り取るかのようにライン取りされていて、その半径の違いがドアハンドル付近で線の部分消失という形で表現されています。

恐らくこの線をサイド面すべてで連続させた場合、フロントドアハンドル部の窪みと整合しないことは明らかです。
その証拠に159では連続したラインがハンドル上を通過するという荒業になっています。
幸いジウジアーロという重鎮の巧みな処理によって事なきを得ていますが、156に妙味があると思うのはKawだけではないと思います(^^)
このような線は何気なく見過ごしがちですが、よく考えられているなぁ~と感心してしまいます。

テールに近づくにつれて③線と④線の幅は狭くなります。
これは跳ね上がりタイプの155とは逆にトランクの線が微妙に下がっていく156の特徴で、ウエストラインを強調するかのような④線との美しい融合です(残念なことにワゴンではこの2線のベクトルがほぼ同一で、平行のまま後方へ向かいます)。
①~④の線はテール彼方の一点へ向かって合流・・・そして収束と消失を連想させます。
一応テール面で切ってはいますが、お尻が小さめなので『ブッた切った』感が少なく155のようなシャープさは薄れています。
むしろ後のラインを余韻として楽しむデザインかなぁ~とKawは解釈しています。


写真 【156デザインの基本ライン】

  

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