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2007年5月12日 (土)

0028  156のエクステリア~その18 (155との比較 2)

155_rear 実用車として見た場合、155のパッケージングは秀逸です。
クサビ型の155はリア方向にルーフとトランクの位置が高くなり、上下の容量を稼げる形をしています。
その特性を生かしているのが後部座席、前席を少し見下ろせるようなポジションと着座姿勢をアップライトにしてヘッドスペースと膝元のクリアランスを確保しています。
もちろんトランクルームも高さ充分、充分実用に耐えるパッケージとなりました。

一方、155の室内空間が高評価を受けていたにもかかわらず、156は低く見えるスタイリングを優先しました。
マーケティング的にも親会社フィアットとの差別化とヒットは必須条件、結果としてスポーティーなスタイルという直球勝負に出ざるを得なくなったとも言えます。
156は全長を短くしながらもそれを上回る比率で高さを殺しており、ボリュームに一番相違が見られるトランク周りも低さの演出に一役買っています。

ホイールベースは156で何と55mmも延長されました。
155のまま余裕分を室内スペースに向けた場合、最大で握りこぶし1個分も後部座席のクリアランス拡大ができる計算になります。
しかし156はそのストレッチ分をスタイル構築のために振り分けたせいで居住性は全く向上していません。
もちろん外寸法からすれば標準的な広さは確保していますが、後部座席の埋もれ感を155と比較されるといささか辛いものがある窮屈な空間になっています。


写真 【特徴的な155のトランク造形】

  

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