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2007年5月29日 (火)

0035  156のエクステリア~その25 (フェイスリフト③)

Walter_desilva 一方、156成功の立役者ワルター・ダ・シルヴァですが、デザイナーとしての経歴はフィアット・デザインセンターが始まりです。
その後一時期 IDEAに在籍、後にアルファ・デザインセンターに迎えられます。

ピニンファリーナ作といわれるGTV/スパイダーにも彼のコンセプトカーの影響が見られますが、アルファにおける実質的デビューは145/146でした。
フロントに好き嫌いが分かれるものの、独創的な造形でハッチバックの概念を吹き飛ばしたような145のリアパートは今見ても惚れ惚れするデザインですね。

156では原点回帰ともいえるレトロ感をフィーチャーして円やかな線を描きますが、デザイナーとしての非凡さはタッチが変わっても遺憾なく発揮され、結果156は0.31という優れたcd値を叩き出す、クーペも真っ青なフォルムを持って登場します。
その後、量産車としては147を出すに止まりますが、皮肉なことにその活躍が認められセアトに電撃移籍してしまいます。
ジウジアーロとの絡みがあったかどうかは分かりませんが、いずれにしてもアルファのデザインはブレラ系に統一されていくのは皆さんご存知の通りです。

デザインを統一することはイコール、ブランドイメージの統一である訳ですが、裏を返せばコケる時は皆いっせいにコケる訳で(苦笑)、ある種の慎重さを伴ってコンサバーティブな方に向かわざるを得ません。
フェイズⅢ以降の156や新型車159のデザインに(良い悪いとかの次元ではなく)アクの薄さを感じるのは仕方ないと言えます。


写真 【ワルター・ダ・シルヴァ】

  

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