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2007年4月21日 (土)

0021  156のエクステリア~その11 (リアドアの処理)

Rear_door_opener_2フロントとは逆に、リアのドアオープナーはC ピラーに近いガーニッシュに内蔵されていて、パッと見た目に分からないようになっています。
事実、大抵の人は戸惑いますし、前後でドアオープンの仕方が違うことに疑問を持つようです。
一説によると、『フロント→目立つ』、『リア→隠す』、のコントラストでリアドアの存在を薄くしたい意図らしく、加えてウインドー後端部の引き締めにも貢献していてデザイン的に一定の成功を修めています。
このような事柄の積み重ねがクーペのようなフォルム形成に一役買っているのでしょう。

メーカーの考え方にもよりますが、タイヤハウスとの兼ね合いでリアウインドーをオープンする(下げる)際、干渉する部分の逃がしとしてこのエリアを削る作業が必要です。
フルオープン化を目的とすればドイツ勢に多く見られるようなシックスウインドウ化すれば済むことながら、156はこれを採用しませんでした。
156の場合、リア周りの造形が重たくなることを嫌った感があり、同じパートで155(シックスウインドウ+しっかりとした骨格のCピラー)とは正反対のテイストに振った様が伺えます。

そこで複数の役割を兼ねているのがこのガーニッシュで、『オープナー』、『デザイン上のアクセント』、『ウインドー後端の縮小効果』、という一石三鳥という欲張りな機能を持っています。
残念ながら3番目の項目に関してはガラスをフルオープンさせるほど大きい効果はなく、パワーウインドーのスイッチを操作すると大よそ3分の1を残してストップするのは仕方ないことです。
ピラーやウインドウの処理などスムーズなライン取りと繊細な処理を優先しながらも、最大限バランスを図った跡がこの部分なのでしょう。


写真 【リア・ドア・オープナー】
  
  

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