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2007年4月12日 (木)

0017  156のエクステリア~その7 (フロントデザイン原案)

156_sketch_front ここでフロント部分のラフスケッチを見てみましょう。
アルファの意とする原案イメージは上手く具象化されていることが分かります。

アイデンティティーたるグリルをバンパーに食い込ませるほど主張させる反面、左右に微妙な『間』を取るあたりは良い意味で力の抜けたデザインだと思います。
もちろん冷却効率から見ても開口部を大くする方が有利ですが、GTVで見られるようにボンネットをグリル面まで回り込ませる選択肢もあった筈で、その中間値的なテイストは後の166に見られます。

155との大きなな違いはグリル左右のインテーク真ん中、横に1本引かれたキャラクターラインで盾グリルとヘッドランプを結んだことにあります。
直線を基調とした155ではグリル外周にキレの良い線がスパっと引かれていましたが、156ではボンネット形状やバンパーの上面ラインが抑揚をつけながら複雑に連続しています。
ここを縁取りせずにシルバーの細いラインで結んだのがアルファ流、これによりフロントマスクに程良い一体感が生まれ、複雑ながらも統制のとれた面を構築しました。
試しにこのパーツの色を変えると・・・予想以上に顔つきが変わることに気づきます。

ヘッドランプ形状はショルダーを落としてラウンドさせたもの。
アバンギャルド過ぎると言われた145/146からもエッセンスだけは受け継いだ気配が伺え、ラフの段階からかなり有機的なデザインとなっています。
アグレッシヴな感じは薄まりますが、基本的にレトロチック狙いの156に効果は絶大で、『新しいけど懐かしい』不思議な感覚はこういったところからも生まれるのでしょう。

丸型フォグランプも当初からデザインに含まれており、取り付け幅が若干内側に追い込まれた以外、ほとんどオリジナルに近いのは嬉しいことです。


写真 【フロント部分のラフスケッチ】

   

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