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2007年3月22日 (木)

0008  156の生まれた背景~その3 (プロジェクト)

Alfa_164 とりあえず国営時代からのプロジェクトであった大型FFサルーン『164』はアルファスッドや『33』のノウハウを元にランチアの足回りをうまく利用することでリリースされました。
初期にはトルクステア等の問題はありましたが、フィアット傘下の第一弾としてこの車は高い評価を受けたのです。
しかし『75』の後継機である中型車の新規開発はもう資金的に無理でした。

そこでフィアットは自ら推し進めていた一つのシャーシから複数の車を展開するティーポ2/3プロジェクトにアルファを組み込むことを決定します。
計画そのものは仕方ありませんが、これはアルファにとってあまりにも制約が多すぎました。
最も大きな障害はリアサスのフルトレーリングアームで、これはアルファが得意とする『ロールさせて曲がる』というサスセッティングを困難とする形式でした。
しかしフィアットはこれを換えることを許さず、その厳しい制限の中で誕生したのが156の前モデル『155』です。


写真 【フィアット傘下初リリースのFF車 164】
  

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