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2007年3月20日 (火)

0007  156の生まれた背景~その2 (低迷と負債)

ところが70年代ごろからでしょうか、度重なるオイルショックや様々な事情(労働資質の低下やストライキなど)から時代の変化に対応しきれず、アルファの品質と収益は次第に落ちていきます。

『アルファスッド』は南地域の雇用対策を兼ねただけでなく、水平対向エンジンを積んだFF車という意欲作でしたが、鉄板の材質が悪く錆びちゃうことで有名になりました。
トランスアクスルなど画期的な機構を引っさげて登場したアルフェッタ系は、高度な技術と生産体制のギャップを抱えながら外装メインのモデルチェンジで生き長らえるといった具合です。
この中で後に名機と呼ばれるV6エンジンを搭載した『6(セイ)』が生まれますが、存在自体はアルフェッタ系から派生したバリエーションの一つとしてあまり目立つものではありませんでした。

Alfa_75最後のFR車となった『75』も一定の成功は収めたもののアルファ経営難を救うまでには至らず、結果としてアルファは巨大な負債を抱えたまま民間企業であるフィアットに身売りすることになります。
しかもそのフィアットでさえ同時期にランチアを吸収し、決して台所事情は豊かでありませんでした。


写真 【国営時代 最後のFR車 75】
  

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