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2007年3月の記事

2007年3月31日 (土)

0012  156のエクステリア~その2 (視覚効果)

極論ですが・・・・・車(特にスポーティーなもの)は低ければ低いほどカッコ良くなります(断定!)。
加えて、デザインにおいて車を低く構えて見せるには『全長:車高』と『全幅:車高』が重要です。
たとえ実際は腰高でも全長や全幅が大きければ、タテヨコ比率の視覚効果というマジックで車は低く見えます。
これを逆手に取ったのがローダウンという手法で、車高を下げることにより車を大きく見せることを狙ったものです。

車高を低くすればドライバーは必然的にカラダを寝かせた姿勢となり、スペースを前後に長く取る必要があります。
これが5m前後のビッグカーなら収めることは容易ですし、先ほどのタテヨコ比率のマジックも使えて有利ですね。
ところが中型スポーツサルーンでは物理的に低くすることは困難で、2シーターにでもしない限りスポーツカー並みの低さは不可能です。
そこで各デザイナーはさまざまな手法で『低く見える』視覚的効果を与えるわけですが、かなり高度なデザイン処理が要求されることは言うまでもありません。

事実、キットスポルティーバ(純正オプションのスポーツ系ダウンサス)が組み込まれた状態でさえSide_view1430mmという156の全高は、決して低くはない事が分かります。
むしろ写真で見る限り少々腰高な感じさえするでしょう。
しかし実車を目の当たりにしたならば・・・・・その静かで精悍なたたたずまいにきっと頷くでしょう。


写真 【サイドビュー】
  
  

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2007年3月29日 (木)

0011  156のエクステリア~その1 (方向性)

これはあくまで個人的見解ですが、80年代以降のアルファはどこか自己完結的で尖がったデザインが目立ったように思います。
僕としては決して嫌いじゃありませんが、誰にも勧められるか?と聞かれれば・・・・・やはり好き嫌いのハッキリするデザインでした。

156が属する車両クラス(Dセグメントと呼ばれています)は強敵ぞろい、ここで独善的なデザインを展開すればターゲットとする購買層は限られてしまうでしょう。
フィアットグループの一員として約10年が経ち資本の問題は一段落、アルファブランドの確立には、ここいらで本格的なヒット車が欲しいところでした。
そこで156は意外なほどオーソドックスな手法に打って出ます。
Front_view_3 万人向けとまで言わずとも殆どの人がスタイリッシュと感じるシルエットを目指したのです。
とはいえ、そこはやはりアルファ(^^)、156は一目でそれと判るオリジナリティーに溢れています。


写真 【156 正面から】
 
  
 

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2007年3月27日 (火)

0010  156の生まれた背景~その5 (復活へ)

Gtvs_1 さすがに親会社フィアットも考えたのか、続く『スパイダー』、『GTV』に関しては独自設計の範囲を広くしました。
結果これらはフィアット傘下で新規開発されたアルファFF車として最初のヒットとなり、次の新型車においても設計自由度は一気に高まったのです。

もちろん155の後継機についてアルファ設計陣も相当考え抜いたに違いありません。
結果生まれたのが『156』、足回りはロールを許容しやすい形式になり、エンジンはツインスパークを改良すると同時にV6にはダブルカムヘッドを搭載、ボディー剛性の強化と共に各所に歴代モデルのディティールを盛り込み、品質も相当なまでに上がりました。
そしてこの156は爆発的なヒット作となりアルファ復活の原動力となったのです。

誤解を恐れず言うなら156は、黄金期はもちろん迷走を続けた時代を含め 『戦後アルファの集大成』 でもあり、それこそ僕がオーナーとなり皆さんにお奨めする最大の理由でもあるのです。


写真 【GTV( ※ 後期フェイス)】
  

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2007年3月24日 (土)

0009  156の生まれた背景~その4 (苦難の象徴)

Alfa_155 155は独特のウエッジシェイプに広い車内とトランク、エンジンも75からのツインスパークヘッドを搭載(後期にはV6を追加)、フロントには伝統のアルファエンブレムという構成でしたが、肝心の足回りがアルファの味付けに合わずファンから非難を浴びました。
定説では、やはりリアサスのキャパシティー不足から来る限界時の不安定な挙動がネックと言われています。

販売台数が伸び悩む中、ツーリングカーレース等のプロモーションでテコ入れした結果、予想外に売れたのが何を隠そう日本で、多数の155マニアを生む結果となりました。
品質的にも過去のアルファよりトラブルは減り、敷居が一段低くなったことも新規のファンを掴んだ要素のひとつです。
これはフィアットへの吸収合併が日本において弊害一辺倒でなかったことの表れと言えるのではないでしょうか。

尚、後期型のスポーツモデルに至ってはかなりガチガチの足だったらしく今でも賛否両論のモデルではありますが、苦難の時代にあってアルファエンジニアが最大限の労力を注いだ力作であることに間違いはありません。


写真 【156の前身モデル 155】
  

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2007年3月22日 (木)

0008  156の生まれた背景~その3 (プロジェクト)

Alfa_164 とりあえず国営時代からのプロジェクトであった大型FFサルーン『164』はアルファスッドや『33』のノウハウを元にランチアの足回りをうまく利用することでリリースされました。
初期にはトルクステア等の問題はありましたが、フィアット傘下の第一弾としてこの車は高い評価を受けたのです。
しかし『75』の後継機である中型車の新規開発はもう資金的に無理でした。

そこでフィアットは自ら推し進めていた一つのシャーシから複数の車を展開するティーポ2/3プロジェクトにアルファを組み込むことを決定します。
計画そのものは仕方ありませんが、これはアルファにとってあまりにも制約が多すぎました。
最も大きな障害はリアサスのフルトレーリングアームで、これはアルファが得意とする『ロールさせて曲がる』というサスセッティングを困難とする形式でした。
しかしフィアットはこれを換えることを許さず、その厳しい制限の中で誕生したのが156の前モデル『155』です。


写真 【フィアット傘下初リリースのFF車 164】
  

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2007年3月20日 (火)

0007  156の生まれた背景~その2 (低迷と負債)

ところが70年代ごろからでしょうか、度重なるオイルショックや様々な事情(労働資質の低下やストライキなど)から時代の変化に対応しきれず、アルファの品質と収益は次第に落ちていきます。

『アルファスッド』は南地域の雇用対策を兼ねただけでなく、水平対向エンジンを積んだFF車という意欲作でしたが、鉄板の材質が悪く錆びちゃうことで有名になりました。
トランスアクスルなど画期的な機構を引っさげて登場したアルフェッタ系は、高度な技術と生産体制のギャップを抱えながら外装メインのモデルチェンジで生き長らえるといった具合です。
この中で後に名機と呼ばれるV6エンジンを搭載した『6(セイ)』が生まれますが、存在自体はアルフェッタ系から派生したバリエーションの一つとしてあまり目立つものではありませんでした。

Alfa_75最後のFR車となった『75』も一定の成功は収めたもののアルファ経営難を救うまでには至らず、結果としてアルファは巨大な負債を抱えたまま民間企業であるフィアットに身売りすることになります。
しかもそのフィアットでさえ同時期にランチアを吸収し、決して台所事情は豊かでありませんでした。


写真 【国営時代 最後のFR車 75】
  

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2007年3月17日 (土)

0006  156の生まれた背景~その1 (戦前と戦後)

156というモデルを語る上で外せない戦後アルファの軌跡について、ホント簡単にお話します。
マニアの方から見れば失笑を買いそうな内容ですが、どうか知ったかぶりをお許しください。

およそ100年近くの歴史を誇るアルファロメオですが、若い方には1987年フィアット系列に組み込まれる前が国営企業だったことを知る人は意外と少なかったりします。

Alfa_history_2第二次世界大戦前のアルファは今のフェラーリも真っ青な高級スポーツカーメーカーでした。
会社設立の翌年にはレース参加を開始、輝かしい活躍を続けます。
少量生産の市販車は高性能かつ非常に高額で、レースの活動経費を生むためと噂されたほどです。
現在のスポーティーなブランドイメージはこの時点で確立されたと言っていいと思います。

そのアルファも1930年代、世界恐慌と政治的な思惑でイタリア国営となり、量産車メーカーへとシフトすることを余儀なくされます。
第二次世界大戦時には軍需工場としての役割も果たさなければなりませんでしたが、戦争終結後は再び乗用車の生産を開始し、高い技術力と独自のノウハウを生かし優れた車を世に送り出してゆくのです。
最も得意としたのが箱型のスポーツサルーンで、『ベルリーナ』、『ジュリア』、『ジュリエッタ』等、実用性を持ちながらもレースからフィードバックされた凝ったメカニズムと足回りの秀逸さで熱狂的なファンを掴みました。


写真 【国営前モチーフのイラスト】
  

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2007年3月15日 (木)

バナー作りました!!

Kawの憧れ3人衆のひとり『エス☆イー』さんから、リンク用のバナーありますか?という嬉しいメールをいただきました(^^)v
そこで急きょ製作、アップしてみました。

実はバナー製作は初めての経験で、規格も分からないまま3回も作り直ちゃいました。
エス☆イーさんには本当にお手数をお掛けしました(^^; ごめんなさい。

当ブログのバナーは2種です。
(クリックすると実物大で画像が開きます)

① まずは標準規格の 88×31 ピクセル GIF で作りました。

Banner2_1ブログで拡大表示されると粗さが目立ちますが・・・実際はもう少しキリッとします、たぶん。



② こちらは少しサイズが大きくなり 200×50 ピクセル GIF です。

Banner5サイズに余裕があるので細かく作ってみました。
今の技量ではこれが限界でした(苦笑)。


可能でならば②の方をご利用いただければ幸いです。
と言いますか、リンク張っていただけるだけで感謝感激です。
よろしくお願い致します。 from Kaw
  

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2007年3月13日 (火)

0005  156とは?~その4 (マイアルファ)

さすがにハードウェアとしての完成度は国産車に負けますが、デビュー年のヨーロッパ・カーオブザイヤーを受賞しただけあって156は過去のアルファに比べ品質はかなり上がっています。
何といってもアルファ存亡を掛けたといって過言ではないモデルですから。
恐らく日本で最も売れたアルファじゃないでしょうか~台数ある中から選べるのも嬉しいところです。

反面、その多彩さに迷ってしまうのも事実・・・・・大雑把ですが、ボディーが2種、エンジンとミッションの組み合わせが8パターン、ステアリングの左右、内装の仕様、フロント周りの造形で2タイプ、これにボディーカラーと細かい仕様変更が加わるとかなりの種類が販売されたことになります。
特に細部の改良はアナウンス無しにパートごと行われるので、『同じ年式でも部品が違っていた』なんてザラみたいですね。

My_alfa_156なみに写真は僕の56、2003年式の2.5リッターV6、ブラック、右ハンドル、6速マニュアルです。
色は各人の好みとして、個人的にはこの辺の仕様が一番のお奨めなんですが、その理由は後々に。
今後はこの形式を中心にお話していきたいと思います。


写真 【my Alfa156】
  

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2007年3月10日 (土)

0004  156とは?~その3 (ウィークポイント)

Bodyline_rearside_1★ウィークポイント↓

1、取り回しのしづらさ
実際オーナーになってみて一番気になるのは取り回しがしづらいこと。
回転半径が大きいだけでなくデザインも原因のひとつです。
コンパクトに見えるボディーに騙されるなかれ!

2、各部の使い勝手
使い勝手は一長一短。
理解に苦しむお節介機能や外国車ゆえ文化の違いも感じさせられます。
装備は意外と豪華・・・しかし慣れるまで少し時間がかかるかも。

3、信頼性
一昔前とは比べ物にならないほど進化した信頼性ですが、それでも国産車を乗り回すのと同じ感覚では済みません。
『20年前の日本車を維持すると思えば間違いない』は極端ですが、15年前・・・ぐらいの感じは必要?(笑)。

4、メインテナンス費用
幸い部品コストは常識の範囲内、入手も比較的容易です。
しかし思わぬところがアッセンブリーになっていたり、いくつかのウイークポイントの存在、トリッキーな構造などなど・・・ある程度の費用は見込んでおく必要があります。
Kawの感覚では『10万円/年(車検等の通常経費除く)』くらいでしょうか。

5、整備環境
理想はディーラー整備です。
以前より拠点は増えていますが、お住まいの地域によっては他県まで出向くかたちになりますので、事前のリサーチと万が一の対処方法を考えておきましょう。
地元工場に出す場合でも(オイル交換ひとつにしてもコツが要るので)整備ノウハウのある工場を抑える必要があります。


写真 【156のサイド~リアビュー】


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2007年3月 8日 (木)

0003  156とは?~その2 (セールスポイント)

☆セールスポイント!

Bodyline_frontside1、独特のスタイリング
まず目に入ってくるのはパッと見た目クーペと間違いそうなぐらい格好の良いフォルムです。
若干長めのフロントオーバーハングと短めのテール、アクが強いと言われながらもアルファの象徴たるフロントマスク。
156のスタイリングは独特ながらも人を惹きつける魅力があります。

2、官能的なエンジンフィール
エンジンは、4気筒、6気筒、いずれも名機と呼ばれるほど素晴らしいサウンドを奏で、回転が上昇していくフィーリングは他社ユニットでは決して味わうことの出来ない官能的なものです。
156は『エンジンだけでも買う価値あり!』と言われる車なのです。

3、クイックなハンドリングと回頭性
ハンドルを握れば『これがFFか!』と疑いたくなるほど強烈な回頭性は想像を上回ります。
クイックなギア比のステアリングや情報量の多い足回り、その全てが運転することの楽しさに溢れていて車好きを虜にします。

4、やる気にさせるコックピット
適度にタイトなコックピットに身をゆだね、ふと気がつけば全てドライバーに向けられたメーターを始めとして、室内は機能的かつスポーティーな意匠の数々で満たされています。
走行中の眺めもGTカーと錯覚するかのようなエキサイティングなものです。

5、伝統のエンブレム
外装はもちろん内装のいたるところに歴史を誇らしげに語る伝統のエンブレム。
某自動車評論家に『乗っている車を聞かれて答えたくなるメーカーのひとつ』と言わしめるアルファロメオという響きに重みを感じます。

6、希少性
圧倒的な台数のドイツ車や、台数を伸ばしているプジョーを始めとするフランス勢に比べ絶対数は少なく、思わぬ場所でバッティングすることもありません。
適度に街中へと溶け込みながらもオリジナリティーをアピールする存在感も魅力のひとつです。


写真 【156のフロント~サイドビュー】


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2007年3月 6日 (火)

0002  156とは?~その1 (車の特徴)

Sketchアルファロメオ156は同社ミドルクラスのFFスポーツサルーンとして1997年に発表されました。
ボディータイプはセダンとワゴンがラインナップされています。
流麗なボディーは一瞬クーペかと見間違いそうなフォルムが特徴で、バンパーまで切り込んだ伝統の盾形グリルと共に一目でアルファと分かるデザインになっています。

排気量は2リッター、2.5リッター、3.2リッター、の3種類、そのエンジンフィールとハンドリングは一度味わったら病み付きになること間違い無しです。
後継機の159が出ていますから既に生産中止となったモデルですが、その成り立ちからしてアルファ色が濃く残っており根強い人気があります。

 ☆セールスポイント!

 1、独特のスタイリング
 2、官能的なエンジンフィール
 3、クイックなハンドリングと回頭性
 4、やる気にさせるコックピット
 5、伝統のエンブレム
 6、希少性

 ★ウィークポイント↓

 1、取り回しのしづらさ
 2、各部の使い勝手
 3、信頼性
 4、メインテナンス費用
 5、整備環境

ね、それほどハードルは高くない・・・・・と思うのは僕だけでしょうか?(^^;
価格もイタリア車というレッテルのせいか、中古車は予想外に安価だったりします。
素性の良い個体を探してメインテナンスをしっかりすれば一部で言われるような『金喰い虫』では無いと思いますよ。


写真 【156の透視イラスト】
  

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2007年3月 3日 (土)

0001  こんにちは!

Alfa_logo_1 こんにちは、Kaw(コウ)です。

皆さんアルファロメオって乗ったことありますか?
うまく表現できないけど・・・・・そりゃあ~楽しい車なんです!

壊れる?維持費は?速いの?
友達から聞かれますが、熱心に説明すればするほど『なんかムキになるところが怪しい』って言われます(--;
自分自身アルファの実像を上手く説明できず悔しいやら、でも自分だけの楽しみに取っておきたいような・・・・・。

このブログでは僕がアルファ156という車の紹介、購入した経緯や現在までを紹介したいと思います。
156を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
尚、更新は完全不定期につき、気長にお付き合い下さいね。

では、今日はここまで(^^;

やる気? ええ、ありますとも(笑)。


写真 【アルファロメオ社 エンブレム】
  

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2007年3月 1日 (木)

※ 当ブログの内容について

『156を買おう!』は当方Kawによる個人的見解と趣味に基づいたブログです。
表現に行き過ぎの無いよう留意してますが、不快な点があっても 見逃してくださいませ(^^)
内容は一般素人男性Kawのオリジナルにつき、知識不足、乱文、見苦しいまでの頻繁な加筆修正、を前提に読んでもらえると助かります。
私の人となりはプロフィールを読んでもらえれば多少ご理解いただけるかと・・・・・(^^;

また、自己所有の156(セダンV6フェイズ2)を中心にしてますのでワゴンボディーや2リッターエンジンには当てはまらないこともあります、どうかご理解ください。
一生懸命書いてますんで文章や写真の無断引用はご遠慮下さいね。
八戸市内はディーラーが撤退したせいかアルファの数は限られています。
もし一緒に走っていただける方等いらっしゃいましたら、プロフィール欄からメール等いただければ嬉しいです。
  

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